野球のユニフォームは最近、チームそれぞれに個性がみられ、非常におしゃれなものを着用したチームが増えてきていますよね。このように時代とともに野球のユニフォームのデザインが変わってきていますが、野球のルール上、好ましくないユニフォームのデザインもあったりしますので注意が必要です。ユニフォームのデザインを決める際に注意しておきたいポイントに加え、スムーズに進めるためのおすすめしたいデザイン決めの方法についてみていきましょう。
公式戦に出るなら「公認野球規則」を守ったデザインにしよう
野球ユニフォームのデザインを決めるにあたって、まず注意しておきたいことは「公認野球規則」を守ったデザインにするということです。「公認野球規則」というのは、いわゆる野球をプレイするために定められたさまざまなルールのことで、ユニフォームやグラブなどの試合で使用する道具についても、細かくルールが設けられています。
練習試合で他チームと交流し、公式戦に一切出る予定がないという方には関係ない話かもしれません。しかしながら、それぞれ所属している連盟や協会などが主催している大会に出場する際には、ルールに則ったデザインのユニフォームを着用する必要があるでしょう。ただし、各連盟や各協会によってルールが異なる場合があります。
この「公認野球規則」では、チームで同じユニフォームを着用するなどのルールが決められています。基本的なことですね。他にもデザインに関しても決まりがありますので、ユニフォームのデザインをオーダーする前に、「公認野球規則」を確認しておいた方がいいでしょう。
参考:野球ユニフォームのルールや規定を「公認野球規則」から徹底解説!
代表者を決めてスムーズにデザインをオーダーしよう
ユニフォームのデザインは最後の最後まで悩まれる方が多いのではないでしょうか。特に所属しているチームのメンバー数が多いと、それぞれがデザインに関して意見を主張することになるだろうと考えられます。そうすると、デザイン決めがなかなか進行することなく、時間だけが過ぎていくことになります。時間がもったいないですよね。
そこでおすすめしたいのが、チーム内で代表者を数人決めることです。例えば、監督やキャプテンなどから選ぶのも一つの方法ですが、別にチームの中心選手を代表者として選ばなければならないということではありません。大体のユニフォームデザイン案を代表者の方々で決めておき、その後に他のチームメイトの方々と意見交換をする方がスムーズに事が進むのではないでしょうか。
ただし、ユニフォームのデザインを決める際に、チーム内で代表者を選出するとしても、代表者の方々だけでユニフォームのオーダーまで話を進めるのは避けるべきでしょう。プロ野球の球団とは違い、特にアマチュアの野球チームはユニフォームのデザインを定期的に変えることはないだろうと思います。したがって、今後しばらく使っていくユニフォームに愛着を持てるように、デザインの結論を出すときには、チームメイトの意見を取り入れ、最終的に了解を得ておくようにしておきましょう。
アンダーシャツなどに合ったユニフォームのカラー選びを
初めてユニフォームを注文される方にとってはあまり関係ない話ですが、ユニフォームを新しくしようとする際に注意しておきたいのがユニフォームのカラーです。例えば、これまで赤色をメインに使ったユニフォームを着用していたが、新しく青色メインのユニフォームを作るとなると、アンダーシャツなどのウェアや道具類も買い換えが必要になる可能性があります。ユニフォームを含め、他のウェアなども一緒に買い換えるという話になると、金銭的にも負担が大きくなるので、注意しておきましょう。
また、アンダーシャツの色に関しては、「公認野球規則」によってチームで統一するように決められているので、選手ひとりひとりがカラフルなアンダーシャツを着用していいわけではないのです。したがって、ユニフォームをデザインするときには、色選びにも注意しておくといいでしょう。
対戦相手のユニフォームのデザインに注目しておく
ユニフォームのデザインはそれぞれのチームがこだわりを持って決めていることでしょう。当然、時間もかかりますよね。しかしながら、完成したユニフォームのデザインが他のチームと似ていたらどう思われますか。ちょっと残念な気持ちになってしまう方もいるかもしれません。
それを防ぐためにも、事前に普段試合することの多い他チームのユニフォーム情報を集めてくことをおすすめします。デザインなどについても参考になることが多いと思います。ユニフォームをオーダーし、完成した後からだと遅いので、デザインを考える過程で他チームのユニフォーム情報を収集しておくといいのではないでしょうか。
まとめ
ユニフォームのデザインを決めるのはなかなか難しい作業でしょう。ただ、出来上がった新しいユニフォームで気持ちを新たに野球に打ち込むことができますし、後悔しないためにもユニフォームのデザイン決めはしっかりと行うようにしてくださいね。