チームの数だけ様々なデザインがある野球のユニフォーム。なかには、びっくりするような変わったデザインのものもあったりします。今回はそんな個性的なユニフォームたちをいくつかピックアップ。オーダー案に迷われている方は、一度息抜きでもに読んでみてください!
野球ユニフォーム「らしくない」デザイン
まずは最近のユニフォームから見ていくと、オリックスがいろいろと攻めたデザインのものを登場させています。空から地球を写した「地球柄」、星や銀河を描いた「宇宙柄」なんてものや……
鮮やかな色合いの「チェック柄」なんてものもありました。色は水色とピンク。チェックシャツとして普段着にも使えてしまえそうなデザインです。
続いては、少し前にカープが着用した「デニム柄」ユニフォーム。ウォッシュドデニムのダメージ感がとてもリアルに再現されています。カープの赤にインディゴブルーは色の相性が抜群ですね。
そしてアメリカには、先ほどのチェックとデニムをミックスさせたようなユニークなユニフォームも。マイナーリーグに所属するユージン・エメラルド(シカゴ・カブス傘下)というチームのユニフォームです。パンツは本物のジーンズさながらで、一見とてもユニフォームには見えません。
アシンメトリー(左右非対称)
アシンメトリーというと、日本では日本ハムでお馴染みですね。日本ハムは2004年からアシンメトリーデザインのユニフォームを採用しています。アマチュア・草野球でも、日本ハムタイプのアシンメトリーは人気ベースデザインのひとつです。
しかし、現時点でアシンメトリーのユニフォームを採用しているプロ球団はNPB・MLBで日本ハムだけ。日本ではもうすっかり見なれている感もありますが、よく考えてみると、左右の袖で色が違うなんていうのは過去に例のない、かなり変わったデザインのユニフォームだと言えるでしょう。
迷彩(カモフラージュ)柄
メジャーリーグではパドレスでお馴染みの迷彩柄ユニフォーム。パドレスの本拠地・サンディエゴはアメリカ西海岸最大の軍事都市であることから、軍人に感謝と敬意を捧げる意味で、日曜日のホームゲームでは迷彩柄のユニフォームが着用されます。
また、パドレスの他にはパイレーツやメッツなども迷彩柄ユニフォームを着用することがあります。日本のプロ野球にはない、メジャーリーグ特有のユニフォーム文化ですね。
こうして何チームか見てみると、総柄で派手なデザインではありますが、どのユニフォームもあまり柄がガチャガチャしている感じはなく、案外シンプルですっきりしたかっこよさがあるように思います。野球のユニフォームに、迷彩柄はとても相性の良いデザインなのではないでしょうか。
後編は下記のリンクから。
オーダーの参考になる?変わったデザインの野球ユニフォーム | 後編
※ページビジュアル wikipedia より