最近、各球団で様々な試みが行われているオールドユニフォーム(復刻版)。今回はパ・リーグ編として、まずは日本ハム・ソフトバンク・ロッテ・西武・楽天の5球団の復刻版ユニフォームを取り上げます。
オールドユニフォーム(復刻版)~セ・リーグ6球団編はこちら
プロ野球のオールドユニフォーム(復刻版)~オリックス編はこちら
北海道日本ハムファイターズ
こちらのシンプルなピンストライプのユニフォームは、1993年から北海道移転前の2003年まで着用された、東京ドーム本拠地時代の復刻版です。小笠原道大、田中幸雄など、まだまだ記憶に新しい選手もこのユニフォームを着用していました。
この派手なオレンジのユニフォームは、1982年から1992年まで11年間着用されたものの復刻版。全体的に斬新なデザインですが、特にアンダーシャツがオレンジというのは珍しいのではないでしょうか。
こちらは1979年から日本ハムファイターズ初優勝の1981年まで着用されたユニフォームの復刻版です。この時の優勝は前身の東映フライヤーズから数えても19年ぶり、通算2度目とあって、当時のファンにとっては印象深いユニフォームになるのではないでしょうか。白ベースのピンストライプにブルーとオレンジという配色は、MLBのニューヨーク・メッツのユニフォームにとても似ています。
福岡ソフトバンクホークス
ソフトバンクホークスは、前身の南海ホークス時代のユニフォームを度々復刻させています。このユニフォームは1984年から南海ホークス最終年の1988年まで着用されたユニフォームの復刻版です。緑をチームカラーとした球団の歴代ユニフォームのなかで、比較的濃い緑が採用されています。
こちらは南海ホークスが1983年に着用していたユニフォームの復刻版。先ほどの最終年のモデルより緑が大分明るい色合いです。現在は緑をチームカラーにしているチームがないので、当時を知らない世代にとっては新鮮に感じるユニフォームかもしれません。
80年代の南海ホークスというと、通算567本の本塁打を放った門田博光や「ドカベン」こと香川伸行などが在籍していた時代です。最近のホークスはパ・リーグの覇者というイメージもありますが、このころはいわゆる「暗黒時代」。20年連続Bクラスというプロ野球最長記録の真っただ中でした。
後編は下記のリンクから。
プロ野球のオールドユニフォーム(復刻版)~パ・リーグ5球団 | 後編